オランダへの犬、猫、フェレットの持ち込み

2004年7月3日以降、日本を含むEU加盟国以外の国々から(イギリス、アイルランド、マルタ、フィンランドを除く)EU域内へのペット(犬、猫、フェレット)の持ち込みには、以下の規則が適用されます。 

個体識別ができるよう、動物にマイクロチップを挿入し、狂犬病の予防接種を受けていなければなりません。狂犬病の予防接種が有効と認められるのは、接種後21日を経過してからです。EU国境を越える犬、猫、フェレットは、その動物と証明書に記載されている動物が同一であることを証明する、EU共通の獣医証明書(Veterinary Certificate to EU)を携帯していなければなりません。この証明書には、所有者の氏名、住所、および狂犬病の予防接種を受けた事実が記載されていなければなりません。これらの要件は、乗り継ぎ客にも適用されることにご留意ください。

オランダ動物衛生当局が必要とする書類は、上述のEU獣医証明書のみですが、この書類の発行にあたり、日本の動物衛生当局(農林水産省の動物検疫所)の要求する日本出国時の条件を満たす必要があります。日本出国時の条件の詳細については、動物検疫所の ウェブサイトをご参照ください。

オランダ入国の特別な要件

オランダは、非営利目的で国内に持ち込まれるペット(犬、猫、フェレット)については、特別な獣医学上の要件を設けていません。ダニや条虫の処置は不要です。生後3ヶ月未満の動物については、生後、出生した場所で飼育されていたこと、および出生後に狂犬病に感染している可能性のある動物と一切接触していないことを所有者が証明できれば、オランダに入国することができます。乳離れしえていないため、母親が同伴している動物の子も、オランダに入国することができます。

注意: イギリス、アイルランド、マルタ、スウェーデン、フィンランドでは、入国するにあたり、特別な要件が課されているので、注意が必要です。

詳しい情報は、欧州委員会の動物衛生に関する ウェブサイトをご覧いただくか、  各国大使館にお問い合わせください。

出発までの準備

犬、猫の輸出については、農林水産省の動物検疫所の ウェブサイトに詳しく手順が記載されていますので、まずは、そちらをご一読ください。

 日本出国の際には輸出検査が必要です。出発する空港内の動物検疫所(所在地一覧)にご連絡のうえ、ご出発の7日前までに輸出申請を行ってください。
ダウンロード用輸出検査用申請書 ( フェレット

 非営利目的で、犬、猫、フェレットをオランダに持ち込む際には、EUの獣医証明書(Veterinary Certificate to EU)必要です。同書類は以下のリンクから ダウンロードできますが、実際の記入方法については、まず、農林水産省の動物検疫所にご相談ください。なお、この証明書は、動物の所有者が部分的に

記入した後、動物検疫所の獣医師家畜防疫官が、追記、署名、捺印することで有効となります。

非営利目的で持ち込む犬もしくは猫の総数が、 5匹以下の場合に用いる、EU獣医証明書(Veterinary Certificate to EU)のダウンロードはこちらから。

非営利目的で持ち込む犬もしくは猫の総数が、 6匹以上の場合に用いる、EU獣医証明書(Veterinary Certificate to EU)のダウンロードはこちらから。

動物検疫所に輸出検査やEU獣医証明書の発行を依頼する際には、以下の書類も必要となります。詳細は、動物検疫所にご相談ください。

マイクロチップ装着証明書

狂犬病予防接種証明書(製品名、製造会社名、Lot/Batch番号の記載が必要です)

かかりつけの獣医師が発行した健康診断書 ( 注意: 必ずしも必要でない場合もありますので、詳しくは輸出検査の受検を希望される動物検疫所までお問い合わせください)。

その他の注意事項:

マイクロチップ:獣医師によるマイクロチップの装着を受ける必要があります。欧州基準ISO No.11784もしくは11785のマイクロチップを使用してください。異なる基準のマイクロチップを使用する場合は、オランダの動物検疫当局がマイクロチップを識別できるよう、読取機を持参してください)。刺青による個体識別は現在、認められておりません。

 狂犬病の予防接種:狂犬病の予防接種が有効と認められるのは、接種後21日を経過してからですが、余裕をみて、ご出発の約一ヶ月前の接種をお勧めします。EU獣医証明書(Veterinary Certificate to EU)に記載する必要がある狂犬病予防接種の有効期限(Validity)とは、ワクチンの動物体内での有効期限を意味します。製品自体の使用期限ではありません。オランダ入国に際し、抗体検査は必要ありませんが、オランダ入国後に他国に移動する場合や、日本に帰国する場合に必要になる場合があります。詳しくは、動物検疫所・ 各国大使館にお尋ねください。

日本に帰国する予定の方は、その際必要となる要件を満たすこともご考慮に入れ、日本出国の3ヶ月以上前から、余裕をみて、手続きを始めてください。日本に帰国予定のない方は、少なくとも10日前に輸出検査申請を行ってください。お手続き方法の詳細については 動物検疫所にお問い合わせください。
利用する航空会社によっては、動物を輸送する場合の必要条件、書類などを要求されることがあります。事前に航空会社にお問い合わせされることをお勧めします。

出発当日

出発空港の動物検疫所で動物の輸出検査を受けたうえ、EU獣医証明書(EU Veterinary Certificate)と輸出検疫証明書(Export Quarantine Certificate)を受け取ってください。

出発当日のフライトが早朝の場合には、前日等、事前に輸出検査を受けることも可能です。詳しくは出発空港の動物検疫所にご相談ください。

オランダ到着時

荷物受取場(Baggage Claim)で動物の所有者の名前が呼ばれるので、動物を受け取ります。その際、オランダ人検査官がマイクロチップで動物の個体

番号を確認し、簡単な健康診断、EU獣医証明書の記載内容の確認などを行います。特に問題がなければ、係留は必要ありません。

オランダ人検査官による確認後、所有者はEU獣医証明書を大切に保管してください。必要に応じて証明書のコピーを持参されることをお勧めします。

NVWA

オランダ大使館には、ペット動物(犬、猫、フェレット)の持ち込みについて、これ以上の情報はありません。

更に仔細な情報が必要な場合は、直接、オランダの動物検疫当局(NVWA)まで、英語にてお問い合わせください。

NVWA (Voedsel en Warenautoriteit)
英文名称:Netherlands Food and Consumer Product Safety Authority
和文名称:オランダ食品消費者製品安全庁
TEL: +31.70.448.48.48 (ハーグ市内本庁)
TEL: +31.20.524.46.00 (アムステルダム・スキポール空港内分室)
FAX: +31.70.448.47.47 (ハーグ市内本庁)
E-mail: info@vwa.nl
https://english.nvwa.nl/documents/document/travelling-to-the-netherlands-with-your-dog-or-cat

* 商用の犬、猫、フェレットのオランダへの持ち込みについては、欧州委員会の動物衛生に関するウェブサイトをご参照ください。
* そのほかの 動物の持ち込みについては、直接、上述のオランダの動物検疫当局までお問い合わせ願います。
* ワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約-CITES)の枠組みの下で、移動の制限を受ける動物種もあります。そのため、 動物の所有者は、オランダ入国にあたって、いわゆるCITES書類の提出を求められことがあります。この件に関する詳しい情報は、日本の経済産業省の担当部署にお問 い合わせください。