オランダカリブ領域について
ボネール、シント・ユースタティウス、サバはカリブ海に浮かぶ島々です。これら三島によってカリブ海のオランダは構成されています。

人口:約23.000人
面積:328㎢
公用語:オランダ語、英語、パピアメント語(ボーネルのみ)
通貨:アメリカ合衆国ドル
島:ボネール島、シント・ユースタティウス島、サバ島
行政状況:オランダの特別自治体(基礎自治体)
ボネール島、シント・ユースタティウス島、サバ島は併せてオランダカリブ領域もしくはBES諸島と呼ばれます。
オランダカリブ領域を訪れる
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オランダカリブ領域に滞在する際に カリビアンビザが必要になるかもしれません。
ガバナンス/統治
ボネール島、シント・ユースタティウス島およびサバ島はオランダ本土の一部であり、オランダ王国を構成する4か国の一つに属します。
これら島々はオランダの特別自治体です。通常の自治体とは異なり、オランダ本土の州には属しません。つまり、通常オランダ本土では各州が権限を行使する業務も、ボネール島(Bonaire)、シント・ユースタティウス島(Sint Eustatius)及びサバ島(Saba)が有する権限によって実行されます。
国家オランダ領カリブ局(National Office for the Caribbean Netherlands)がこの3島の国家の義務を担っています。
歴史
ボネール島には西暦1000年頃からカケティオ人が定住していました。1636年からオランダ西インド会社(The Dutch West India Company/WIC)が島を領有するようになりました。
シント・ユースタティウス島は1493年にクリストファー・コロンブスにより発見されました。オランダ西インド会社が1636年に領有化しました。
コロンブスが1493年にサバ島も発見したと言われていますが、実際には上陸していなかったとされています。1632年にオランダがサバ島の領有権を取得しましたが、数々の国が領有を主張したため、再びオランダの領有下に置かれたのは1816年になってからでした。
2010年に行われた国民投票により、ボネール島、シント・ユースタティス島、サバ島の三島はオランダの特別自治体として位置づけられました。