一つの王国、四つの国
オランダ王国にはオランダ、アルバ、キュラソー、シント・マールテンの4つの構成国があります。

オランダ王国のカリブ海領域はアルバ島、キュラソー島、シント・マールテン島、ボネール島、サバ島、シント・ユースタティウス島によって構成されています。
4つの構成国
オランダ王国はアルバ、キュラソー、シント・マールテンそしてオランダの構成国を意味します。
これら4か国が独自に治める部分と協力して治める部分があります。それをKingdoms affairと呼びます。オランダ王国憲章(Charter for the Kingdomでは、これらの国々が共同で行う部分と独自に行う部分について明示されています。
総督
ウィレム・アレクサンダー国王は、オランダ王国下にある国々の統一の君主です。アルバ島、キュラソー島、シント・マールテン島には君主代理の総督が置かれています。
パスポートやビザ、帰化・市民権取得に関する詳細情報は各総督のウェブサイトでご覧いただけます。
- アルバ島総督 (Governor of Aruba)
- キュラソー島総督 (Governor of Curaçao)
- シント・マールテン島総督 (Governor of Sint Maarten)
外交関係
オランダ王国下の各国は外交関係及び国防の責任を負います。
オランダ王国には外務省と防衛省があります。大使館及び領事館、またその他の在外公館はオランダ王国全体の国益に奉仕します。
アルバ島、キュラソー島及びシント・マールテン島は、教育や医療などの自治責任を負う地域において国家間交流を保持しています。しかし、それらはオランダ王国の外交政策の枠組み内で行われなければなりません。
居住、就労
オランダ王国のカリブ海領地での居住や就労に関する情報はアルバ(Aruba)、キュラソー(Curaçao)及びシント・マールテン政府(Sint Maarten)のウェブサイトをご覧ください。
ボネール、サバ、及びシント・エウスタシウス特別自治体
ボネール島、サバ島及びシント・エウスタシウス島はオランダの領地の一部です。これらの島々は特別自治体ですが、いずれの州にも該当しません。
医療やインフラストラクチャー、教育、税制に関する情報はオランダ領カリブ官庁(National Office for the Caribbean Netherlands)のウェブサイトをご覧ください。